プロジェクトの活動

実施の方針

有機農産物流通の最適化

優れた市場流通の機能を活用することで、物流コストの最適化を行い、小売店が有機農産物を販売しやすくするための環境を整えます。

有機農産物の情報発信

情報が集まりにくいという有機農産物の課題を大田市場に集めることで “見える化” し、効率良く幅広く事業者や実需者に発信します。

有機農産物カレンダー

欠品が多ければ店頭での展開も難しい有機農産物。主力商品に関しては年間を通じて安定供給できる体制を構築を目指します。
【有機野菜カレンダーはこちら】

有機農産物購入の機会創出・拡大

消費者がスーパーマーケット等で日常的に目にする、購入できる環境を整備します。

具体的テーマと活動内容

1. 生産者と販売者の需要マッチングのためのヒアリングの実施

生産者に生産可能な品目、量、販売希望価格などをヒアリングします。並行して小売店に対しては、販売を希望する品目、量、仕入れ希望価格などをヒアリングを実施し、需要と供給のマッチングを図ります。

2. 大田市場に各地から効率的に集荷した有機農産物の販促活動

現在、鹿児島、宮崎、京都、関東近県、北海道の生産者や現地の協力メンバーと連携し、従来よりも効率的な物流で大田市場まで有機農産物を運ぶ準備を行っています。
まずは宅急便による小口の配送を市場便や混載便を利用することで物流コストがどの程度抑えられるか、また、ある程度ロットを纏めることで更なるコストダウンが図れるかを試算し、実際に11月後半に少量でテストを行い、12月8日の有機農業の日にはなるべく多くの店舗での販売を可能にするべく調整しております。

3. 商品や関係資材の開発

有機専用包材の開発

包材の材質を検討し、色やデザインを統一することで、今まで以上に消費者に分かりやすい状況を作ることが目的です。売場に並んだ時に、どこにどのくらい有機農産物やその関連商材が並んでいるかを可視化することで、取り組みの進捗にドライブをかけることができるかもしれません。
また、海外向けに「ジャパンオーガニック」を広くアピールすることに繋げることも視野に入れています。

有機野菜を使用したミールキットやフリーズドライ商品の開発

有機農産物を購入・消費するキッカケを作る目的で、ミールキットの開発についても専門家と協議しております。
詳細は添付資料をご確認いただければ幸いですが、素材をすべて使い切ることなど、健康だけでなく環境などにも配慮した商品を作るべきと考えております。